雨のパレード ライブレポート 赤坂BLITZ

ライブ開始予定の7時定刻を少し過ぎた辺りで客電が落とされ、メンバーが登場。

SEが流れる中、バックステージ後方から客席へグルグルと照らされる照明。 

SEと照明でもうそこは非現実な世界。

完全に雨のパレードの世界。

まだかまだかと期待が高揚している中、stageでライブ開始。

音の洪水のようにそれぞれの楽器が流れ出し、ステージ中央で福永がそっと歌いだす。 客席から向かって右にはベースの是永、その左隣りにギターの山崎、ボーカル福永で、1番右手にドラムの大澤。

各パート以外にシンセが鳴っている為、音の広がりと音数が豊か。

逆に福永の詩は独特の世界観はあるが、言葉自体はシンプル。 それが凄く曲との相性が良い。 歌詞がスッと入ってきて、説得力があって胸に響く。

時間が経つに連れて、雨のパレードの水かさが増していくようで中盤にはもうライブ会場全体が雨のパレードの音の世界にのみ込まれてるように感じた。

『Tokyo』の曲の前の福永のMC。

「4月になって皆さん新しい生活はどうですか。慣れましたか。僕たちメンバーも音楽をやる為にみんな上京してきたんですけど、あんまり実感ないんですよね。覚悟を持って上京してきたんですけど…。 結局変わるのは自分自信だと思います」

ライブ終盤では秋のツアーが決まったとの報告。 東京は新木場スタジオコースト

福永自信が好きな箱のようで、今から楽しみにしているそう。

アンコールラストではペトリコールを演奏。

新旧織り混ざった曲で最後まで心を動かされた。