【ライブ感想】ITALAN CHIBIBAND TOUR 2018 2018.8.25(土) Motion Blue yokohama【安藤裕子】

安藤裕子、ITALAN CHIBIBAND TOUR 2018

2018.8.25(土) Motion Blue yokohama

の1回目の回に行ってきました。

 

ほぼ定刻通りにまずメンバーがステージに。少し遅れるようにねえやんが登場。

ピアノの音が鳴り、すぐさまねえやんの歌声。「都会の空を鳥が舞う」でスタート。

序盤は静かなピアノの音とねえやんのみの歌声。シンプルな構成だからねえやんの歌声が1音1音がダイレクトに伝わってきます。
ステージと客席がフラットだから視覚的にもねえやんのいい意味での緊張感、躍動感がよく分かりました。
間髪いれず 「SVAHA」。

アルバム「ITALAN」からの曲、SVAHAとはサンスクリット語で、「幸せでありますように」「願いが叶いますように」という意味があるようです。
これまでにはなかった、ねえやんの新境地を開いた曲、どこか怪しげでジャジーな雰囲気はモーションブルーヨコハマ(今回のツアー、ブルーノートビルボード)で演奏する為に作った、できた?と思ってしまうほど(笑)
曲が終わってMC。
「こんばんは、ちょっと早いですけど……ねぇ、ねぇ、ちかっ(笑)!」
会場「(笑)」
「 今回 は私が手がけたアルバムのツアーということで、いろいろやらせてもらってまして、知らない曲も多いかと思いますが聞いて下さい。」
と、
「ドラマチックレコード 」
ギター1本から始まり音源よりスローテンポのアレンジでした。

「次の曲は新曲を歌います。新曲が多いから聞いてねといって古い曲歌いましたけど、今度は本当の新曲やります。東京メトロのCMの曲で小林武史さん作曲、テーマが郷愁感というか、夏の夕暮れ感、そんな感じの曲です、聴いてください」
と、「これでいいんだよ」
もっさんのピアノがかっこよかった。
しかし、配信バージョンと比べてだいぶ印象が違ったなぁ。 この日はピアノのもっさんとギターの市川和則氏 [from羊毛とおはな]とベースのShigekuni氏。
3人による「これでいいんだよ」は郷愁感に大人感がプラスされていました。
もっさんのピアノもかっこよかったが、市川氏のアコギのストローク、ブラッシング、Shigekuni氏(DadaD ダーダーダー)のフレーズもかっこよかった。
3人のアレンジに押されてか、ねえやんの歌声は配信バージョンにはない力強さが加わって圧倒された。 この日のバージョンも配信して欲しいなぁ(笑)

「これでいいんだよ」のあと、ねえやんがアコギのセッティング中ちょっとしたハプニング。
「あはは」と突然ねえやんの声が会場に響きわたりました(笑)
何事かと思ったら「大丈夫?いまね〜フルカワ君の頭をギターで殴ったよ」
会場(笑)。

メンバー紹介の後、
「さんはいっ」で
「太古の時計」が始まりました。
その後は
「こどものはなし」
「雨風凄凄」
「花柄」
とアルバム「ITALAN」の曲が続きました。

ピアノのイントロが鳴り
「海原の月」
前回のライブでは泣きそうになりましたが、この日は落ち着いて聴けました(笑)

「2人(市川氏、Shigekuni氏)には普段とは違う楽器を弾いてもらい、もっさんにはこれまでとは違った解釈での演奏(3人での演奏)で、猛特訓でしたね」
11月からアコースティックライヴツアーが行われることが決まった報告の後、
「至らぬ日々」
「問うてる」
で本編終了。
すぐさまアンコールの手拍子。
ねえやんともっさん登場。
「いっぱい喋ったから戻ってこらないかと思ったけど、早く行きなさいって」
会場(笑)
最後は「のうぜんかつら」でした。

「至らぬ日々」のねえやんはスーパーキラキラしてなぁ。 ミュージカルを観てるようだった。

モーションブルーヨコハマはステージと客席がフラットで目線の高さがほぼ一緒だから、ねえやんの動きが、立体感で感じる事ができました。 体全体で表現しているのがよく分かりました。

1月のアコースティックライヴにもまた参戦したいと思います。

次のライブ参戦は
■PAELLAS × King Gnu
「LIQUIDROOM 14th ANNIVERSARY」
9/19(水) LIQUIDROOM

いま話題の2バンド。感想はまたこちらで書きます。よろしくお願いします。