読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

出産と立ち会い〜綺麗な夕日

今では1歳5ヶ月になる男の子。

この子が産まれる時、私は辛うじて出産に立ち会う事が出来ました。 

と言うのは、産まれる30分くらい前に病院に着いたからです。

血圧が高かった為、妻は数日前から入院していて、その日は朝から陣痛促進剤を打って陣痛室にいました。

出勤中の私は、昼休みにメールでやり取りして、まだ陣痛らしきものはきてないとの事で、まだまだ時間がかかるものだと思ってました。

友達や親にも相談した所、初産だし時間かかるよみたいな事を言っていて、まだまだ行かなくてもいいよと。

昼休みが終わり、今度は15時休憩の時にラインをしてもなかなか返事が返ってきません。

どうしたのかと心配になった私は病院に電話をしました。 しかし病院側は私が夫と言う事を伝えても理由は忘れましたが、状況を伝える事はできないと言われました。

どうしたんだと更に不安が高まっている時、妻からラインが来ました。

どうやらラインができないくらいにお腹が痛くなっていたみたいです。

看護師さんが私から電話があったことを妻に伝えてくれたみたいで、なんとか今、痛みの中ラインを返してくれたみたいです。

そのやりとりの後すぐ、破水したからすぐ来て!と来ました。

マジか!!展開早すぎ!!話と違う!!

と思いつつ、職場の方々に事情を説明してタクシーを呼び病院に向かいました。

タクシーの中では正直緊張感でいっぱいでした。

初めての経験でしたので、どうなるのかなと。

無事に産まれてきてくれるかなぁ、出産の現場はどんな感じなのかなぁ…。

そんな事を思ってタクシーの中からぼ〜っと外を眺めていると、夕日が赤々と、とても綺麗でした。 まるでそれは、これから産まれてくる我が子を迎え入れてくれてるかのような綺麗さでした。

それを見た私は緊張感から覚悟のような気持ちに変わりました。

 

病院まで渋滞して道が混んでる中、運転手さんにこれから出産に立ち会いに行くと言う事を伝えました。

運転手さんは一瞬驚きましたが、病院に着くと「頑張ってね!」と言って送り出してもらいました。

急いで走って産婦人科へ行くと、もうじき産まれそうですと言われ分娩室を案内されました。

妻の背後に立ち、手を握り締めます。

最後の一踏ん張りという事で、何回か挑戦しますが、まだ産まれません。

私は手を握り締め頑張れと励まします。

先生の「次で産みましょうね」の言葉の後、ついにその時がやってきました。

「おぎゃ〜、おぎゃ〜、おぎゃ〜」

産まれた瞬間私の目には涙がたまっていました。

妻は安堵の表情。

元気な赤ちゃんの誕生です。

 

正直立ち会いは不安でした。

どんな気持ちになるか分からなかったですし、男は立ち会わないほうがいいと言う意見もありますし。 

でも私は出産に立ち会って本当によかったと思います。

我が子の誕生の瞬間に立ち会えた事、妻の頑張り、これは実際にその場で体験してみないと分からないものです。

特に妻への感謝への気持ちはより一層深まります。

一生のうちに何回も経験できる事ではないですし、もし立ち会おうか悩んでる方がいたら、私はその人に「立ち会ったほうがいいですよ」と伝えると思います。