安藤裕子(ねえやん)の、ACOUSTIC LIVE2018-19 最終公演、2019年1月6(日)東京・なかのZERO大ホールに行ってきました。
静かな幻想的なSEの中、ピアノ山本隆二氏とギター名越由貴夫氏が登場。
もっさんの柔らかなピアノが奏でる中、最後にねえやんがステージに現れました。
その流れで、一曲目は聴いたことがないナンバー、新曲です。
「ITALAN」でみせた新境地の世界観とは違って、これまでのねえやんらしい、スローでメロウなナンバーでした。
間髪入れず「TEXAS」。
ピアノとギターのシンプルな構成の為、ねえやんの歌声が届く届く。
2曲目でもう泣いてまうやろ状態でした。
「TEXAS」終了後、
「 こんばんは。安藤裕子です。」と簡単な挨拶のあと、
「名越さんがこれから歌う曲のイントロが苦手だ、苦手だと言ってきて、段々と上手になってきて、ねぇ、どうしましょ、最後の1回!」
と、早くもねえやん節炸裂(笑)
「OH!MY RADIO」でラブちゃんをいじる感じの小悪魔ねえやん登場。
ねえやんからのプレッシャーの中、「のうぜんかつら」が始まりましたが、無事最後まで演奏した名越氏流石です。
「お祭り -フェンスと唄おう-」の後、
「雰囲気変えるのに初めて座ってみようかな」と、ねえやん椅子に座る。
「2年くらい前に曲もできないし、はぁもう止まる〜休みます〜、となったんだけど、君は休んだらもう浮上して来ないからライブだけちょこちょこしなさい」と言われたそうです。
その後は、
「1番長くいてくれた女の子マネージャーが結婚退社をしました、おめでとう〜、卒業式っぽいセットリストを入れたいと思い…、寂しくるけどお祝いだからね、そういう曲を歌います」
と言って、
「鐘が鳴って 門を抜けたなら」
シンプルでストレートな、
「たまには ここに帰っておいで
たまには 笑顔を見せにおいで」
という部分の歌詞が胸を打ちました。
「レガート」後、MC
「15周年の記念のライブでは、リクエスト曲を中心に組みました。お祝いを終えたから、今の自分を届けられたらなと思い本日はセットリストに新曲を入れさせてもらってます。」
とここから、新曲コーナー。
「箱庭」は、男の人が主人公の恋の始まり
「少女小咄」は、女の人が主人公かな、恋を忘れてしまった女性が、久しぶりに夢を見ちゃう、でもちょっと自信がないみたいな。
イタランはテーマは無理に恋とか愛とか歌わないと思ってた、やり終えた時に、いや、無理に恋とかしろよとちょっと思った、40の初恋みたいな感じで、グレーのまま生きててもつまらないかなと思った、みんなに少子化ですし、そういうのを煽ろうかと思って…」
という所で会場のお客さんからは笑いが漏れました。
新曲の「箱庭」は、ギターのリバーブが広がりを見せて幻想的、どこか哀愁漂うけど強さを感じる曲。
「少女小咄」も同じように哀愁漂うねえやんらしいナンバー。 ただこちらも同じように哀しさよりも強さを感じさせる曲でした。
「風雨凄凄」
「海原の月」と続き、
もっさんのピアノによる、幻想的な美しいアルペジオ。
「(聞いたことない曲だなぁ、新曲かな)」と思っていると、ねえやんが歌い始めました。
「ああ 風が吹いて 始まりだよ」
「(!!! パラレルかよ!!! マジか!)」
この曲には本当にびっくりしました。
疾走感ある「パラレル」があんなに幻想的な曲になるとは!!
もっさんのピアノにねえやんが合わせたのか、ねえやんの歌声にもっさんがアルペジオを弾いたのか分からないけど、ねえやんともっさんの表現力凄い!!
その後のHPの記事によると、この曲は、
「パラレル(悲しみバージョン)」
だそうです。なるほど。
続いて、
「夜と星の足跡 3つの提示」。
「以前に数回歌っただけの曲を歌ってみようと思います。」
と言って
「一日の終わりに」
で本編は終了しました。
アンコールでねえやんが登場し、MC。
本日の公演のCD発売決定。
15周年を締めくくるZeppツアー決定。
の発表。
アンコールは、
「問うてる」
ライブ終了後にはカーペンターズの「青春の輝き」が流れていました。
今後のねえやんの情報
▪️ACOUSTIC LIVE2018-19 最終公演、2019年1月6(日)東京・なかのZERO大ホールの模様を全曲収録したライブCDが3月27日(水)発売。
▪️安藤裕子 2019 LIVE TOUR
6.22(土)大阪・Zepp Namba
6.23(日)福岡・Zepp Fukuoka
6.30(日)愛知・Zepp Nagoya
7.7 (日)東京・Zepp Diver City Tokyo
私は7/7のチケットを既にファンクラブの先行で取りました。
感想はまたこちらに書きたいと思います。